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書誌情報
出版されている書籍の紹介です。
『女性校長はなぜ増えないのか―管理職養成システム改革の 課題』(勁草書房)

河野銀子 編著

2017年10月25日刊行
本体2,800円+税
ISBN978-4-326-65411-6
四六判・288ページ

目次
はしがき[河野銀子]

序章 教育改革下の学校管理職とジェンダー[河野銀子]
1. 学校教育とジェンダー
2. 教育改革と学校管理職
3. 本書の位置づけ

第一章 世界と日本の女性校長の現状とリーダーシップの特徴[村上郷子]
1. 女性校長と「ガラスの天井」
2. 女性校長の現状
3. 指導的リーダーシップと分散型リーダーシップおよび満足度
4. スクールリーダーシップの類型とジェンダー
5. 世界および日本の女性校長の現状と課題

第二章 学校管理職のキャリア形成[野良子]
1. 学校管理職のキャリア形成とそのプロセス
2. インタビュー
3. 「一任」の連鎖としての校長

第三章 一任システムと見定め[田口久美子]
1. 一任システムの実相
2. 一任システムと見定め
3 . 新たな管理職育成システムと見定め──教育への影響

第四章 新たな管理職育成システムの課題─
─管理職選考試験の受験資格と女性校長[木村育恵]
1. 女性管理職をめぐる議論の現状
2. 県立学校管理職の実態
3. インタビューから見える管理職選考試験の受験資格要件化
4.「一任システム」の功罪と新たな管理職育成システムの問題

第五章 ジェンダーの視点で見る学校管理職養成システム改革の現在──
「一任システム」の崩壊と課題[木村育恵・河野銀子]
1.男女共同参画政策に見る学校管理職養成
2.学校管理職をめぐる政策動向と教員のキャリア形成
3.県立学校管理職をめぐる実態
4. インタビュー調査の概要
5. インタビュー調査から得られた知見
6. ジェンダーの視点から見た「見える化」の課題

終章 女性校長は増えるか[河野銀子]
1.学校管理職の魅力
2.管理職育成・登用システムとジェンダー
3.「一任システム」における女性管理職の位置
4.新たな管理職育成システムと女性管理職の位置
5. 女性校長の行く末




『高校の「女性」校長が少ないのはなぜか 都道府県別分析と女性校長インタビューから探る』(学文社)


河野銀子,村松泰子 編著
村上郷子,高野良子,池上 徹,木村育恵,田口久美子,杉山二季 著

2011年11月1日刊行
2,415円(税込価格)
ISBN978-4-7620-2221-0 C3036
A5判 224頁

目次
序 章 高校の構造変容と「女性」校長をめぐる現状
1.はじめに
2.先行研究
3.高校という組織
4.本書の構成

第1部 女性校長をめぐる国内外の動向

第1章 女性校長をめぐる国際的傾向
1.はじめに
2.公立の女性教員と女性校長の現状
3.スクールリーダーシップをめぐる世界と日本の現状
4.「経営力」のアメリカの校長と「教育力」のフィンランドの校長
5.結論

第2章 日本における女性教員のあゆみ―歴史的変化―
1.はじめに
2.女性教員のあゆみ
3.女性校長の登用と拡大過程
4.まとめ

第3章 都道府県別にみた女性校長の現状と背景
1.都道府県別に見た女性校長の実態
2.女性管理職登用に関する都道府県の取組み

第4章 都道府県「男女共同参画計画」にみる女性教員のキャリア形成課題
1.はじめに
2.教育・学習における男女共同参画推進と教員研修
3.女性教員の管理職登用をめぐる「男女共同参画計画」の記述と特徴
4.教員世界のキャリア形成に対する「男女共同参画計画」の現状と課題

第5章 女性校長比率に差を生み出す要因
1.分析の枠組みとデータの概要
2.分析
3.女性校長比率に差を生み出す要因について
:経年推移と学校種からの精査

第2部 女性校長のキャリア形成―インタビュー調査より―

第6章 新任・中堅期
1.初期の経験における力量形成
2.立場・役職の変化と新たな視座の獲得
3.女性教員の直面する壁
4.まとめと考察

第7章 プレ管理職期
1.小中学校教師の管理職への道
2.高校教師の管理職への道
3.まとめ

第8章 管理職期
1.教頭としてのスタート
2.教頭としての仕事
3.校長の仕事
4.女性管理職として
5.女性管理職を増やすために

終 章 今後に向けて
1.将来は校長というイメージ
2.女性の校長が増えることの意義
3.将来の校長職と女性の校長

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